DAY 1
ルートは、ロシア(モスクワ→サンクトペテルブルク:寝台列車)→エストニア(タリン)→ラトビア(リガ)→リトアニア(ビリニュス、トラカイ、カウナス)→ポーランド(ワルシャワ、グダニスク、ポズナン、ヴロツワフ、クラクフ)ここまでの国から国への移動は長距離バスで。
ポーランド(クラクフ)→ウクライナ(リヴィウ)→ベラルーシ(ミンスク)→チェコ(プラハ)の移動は飛行機。
チェコ(プラハ)→ドイツ(ローテンブルグ→フランクフルト:列車)の移動は列車で。
最後は、ドイツ(フランクフルト)→成田経由で帰国
期間は約40日。
三年間、光熱費などの支払いを全てJALカードで行い、ようやくマイレージが貯まったので人生初・夢のヨーロッパへ行ってみることにしました。
行きたかったのは、ロシアのサンクトペテルブルグにあるエルミタージュ美術館(ここは絶対行きたかった!)、北欧のオーロラ、フランスのルーブル美術館、イギリスの大英博物館。
でも西ヨーロッパは物価が高い!
必要マイレージも西ヨーロッパ(成田〜パリ・フランクフルト)の空港だと高い。
散々迷った挙句にギリギリまでコースが決まらず、嫁に何度も相談して嫌な顔をされました。
で必要マイルなんですが、行きは地元〜成田→ロシア(モスクワ)、帰りはドイツ(フランクフルト)→成田〜地元で合計28000マイルほどでした。
ロシアや東ヨーロッパの物価について、ガイドブックを見ても高くて美味しい店や高級ホテルの情報ばかりで、詳しい情報を見つけることができず、Couchsurfingでうちに泊まった外国人に尋ねたところ、ロシアW杯の時にモスクワでは、ハンバーガーが1つ20ユーロだったとか。。。。でもモスクワ以外はそんなに高くなかったとか。
バルト3国とポーランドとチェコは日本よりやや安く、ウクライナ、ベラルーシは安い、ドイツは日本と同じくらいだと思うと言ってました。
旅行期間の気候については、2019年9月に韓国の釜山にいたロシア人曰くジャケットが一枚あれば大丈夫。もしかしたら雪が降るかもしれないけどと言っていたので、日本の秋くらいの服を準備して行きました。この時点で重大な失敗です(笑)
9〜10月にロシア、バルト三国に行ったことがある人ならわかると思いますが、防寒着必須ですよね。
さらに出発三日前になってモスクワのゲストハウスから、ロシアの法律が変わって宿が閉鎖になったと連絡が!!
直前で宿を予約し直しになってしまいました。
さらにさらに、荷造りが終わったのが前日の深夜。
あと、日本人がロシアに行くにはビザが必要で、大阪、東京に住んでいる人は自分で手続き・受け取りに行けば確か無料だったはず。もしくは1500円。
自分は地方住みなので、代理店に依頼しましたが、この時は大阪と東京の代理店では値段が倍くらい違っていました。
依頼した代理店は、ロシアビザーズ。
ここだと料金も安いしわからないことは電話でも教えてくれるし、オススメです。
2019年12月くらいからビザについて緩和されたみたいです。ビザ免除やe-visaができるようになったとか。
成田行きの飛行機の中
JALは足元が広くて感動!!
成田空港ではオリンピック選手みたいな人たちがいました。一緒に写真撮ってもらえば良かった。
機内食も超豪華。しかも二回!
DVDもあるし、お酒も飲めるし、普段LCCばかりの自分にとっては快適すぎました。
映画は、まだ日本ではレンタルされてなかったジョン・ウィック、アベンジャーズなど4つくらい見て、ワインとビールも飲めてとにかく良かったです。
ウラル山脈上空。地理の授業で習ったと思うけど、何の産地だったのか思い出せない。
映画も見飽きたので、沢木耕太郎の深夜特急を読んでたらモスクワのドモジェドヴォ空港到着。しかも結構雨降ってた。雨が降るとテンションがガッツリ下がります。
(※2020年、JALの到着空港が変わったとメールが届いてたような気が)
朝の5時頃に家を出て、地元から飛行機に乗って、モスクワに到着したのが15時頃。時差が確か7時間くらいだったはず。合計17時間くらいの移動。
ロシアでは入国カードを印刷して配ってくれるので、移民局でサインするだけで良かったです。
「ロシアは美人が多い」と聞いていましたが、自分の感想はそれとは若干違ってて、「ロシアは極めてレベルの高い美人が多い」国だと思いました。あちこちにモデルさんみたいな女性が!
モスクワの空港について、SIMカード買ったら2500RUB………日本円にして約5000円。
これはやられた!!街中では500RUBくらいで買えるそうです。
美人に目が眩んで浮かれてしまい、通貨レートをチェックしてませんでした。旅が始まったばかりなのにいきなりの出費でかなり凹みました。
空港からモスクワ市内までは、アロエエクスプレスという特急電車があって料金は500RUB。
乗り場は空港から外に出て少し歩かないといけません。
このまま終点で降りれば、簡単に地下鉄にアクセスできるらしいのですが、グーグルマップ見てたらとんでもない方向に向かっていたので途中下車してしまいました。GPSが混乱していたようです。そしてロシアではLINEが使えません!!ロシアに着いてから気づきました(笑)
また、ロシアでは英語を話せる地元の人は少ないようで、どれに乗れば地下鉄に行けるのか尋ねても、I don’t know との返答でした。
仕方ないので、次の電車が来るまでホームで待ってましたが、風が吹くとめちゃくちゃ寒い。体感温度は、日本のスキー場くらいでした。
自分の服装は半袖Tシャツに登山用のジャケット一枚という軽装。他の人たちはダウンコート着てました。
ようやく次の電車が到着。行き先がわからず乗ったその電車は、まるで炭鉱にでも行くような貨物列車風。
電気も薄暗く、無事に地下鉄の駅まで行けるのか不安がよぎります。
でも同じ電車だったロシア人はめっちゃ親切で、他の人にもモスクワ市内に行ける地下鉄かどうか確認してくれました。
とりあえずOKでした。
到着したのが炭鉱ではなく、地下鉄の駅だったので安心したのも束の間、今度は電車から地下鉄に行くセキュリティチェックでなぜか通してもらえません。Google翻訳でここの地下鉄に乗りたいと伝えても、あっちへ行けとたらい回しにされてしまいます。
しばらくウロウロしてたら、また親切なロシア人がいて、警備員に事情を説明してくれたのでやっと地下鉄に行けました。
どうやらアロエエクスプレスから途中下車する外国人旅行者はいないらしく、自分が乗った地元向けの電車と違うホームに止まるので入れてもらえなかったようです。
今度は地下鉄のチケットの買い方がわからず窓口に並ぶも、隣の窓口へ行けと売ってもらえません。
ここでもたらい回しにされてウロウロしてたら親切なロシア人がいて窓口の人に何か言ってチケットを買ってくれました。
地下鉄の中はまるで東京の満員電車でした。朝夕のラッシュ時間帯はいつもこうなんだとか。
ロシアの地下鉄の駅はエスカレーターがめっちゃ長い!ロシアの地下鉄は防空壕を兼ねて作られているんだとか。
地下鉄は宮殿のように豪華!
空港の案内所で地下鉄の乗り換え駅を教えてもらっていたのに、乗り間違えていました。
駅にいるロシア人に宿のあるアルバツカヤ駅まで行きたいと地下鉄のマップを見せながら尋ねても I don’t know と言われてしまいます。。。。
何人かに尋ねていたら、ロシア在住の親切な中国人がいて、ありがたいことにアルバツカヤ駅まで連れて行ってくれました。
ちょうど日韓関係が悪化している時で、その中国人から「韓国では半日デモがあってるけど、日本ではどうなの?」との質問。
「日本では嫌韓デモをしていないし、同月に韓国も行ったけど韓国人も優しかったよ」と答えました。
ロシアでは電化製品や自動車は韓国製が多いそうです。
アルバツカヤ駅に着いたら、今度は宿の場所が全くわからない!Googleマップの位置が違いました。
地元の人に地図とロシア語表記の宿名を見せても皆さんわからないようで、ここでもたらい回しにされてしまいます。
しかも結構雨降ってるし傘持ってません。
小一時間ほど歩き回ってようやく宿を知っている人がいて、ようやく宿に到着。ロシア時間で19:30頃でした。
宿泊したのは、ボクステル ホステル (Boxtel Hostel)
ゆっくり休みたかったので、ダブルベッドのドミを予約。
宿のレセプションは美人で親切。キッチンも使用できます。
事前予約していた宿が閉鎖になり、直前予約だったので料金は割高になってしまいましたが、場所はアルバート通りのすぐ隣で徒歩10分ほどの距離にスーパーマケットもあるのでロケーションも良かったです。
宿の場所がわかりにくいので、行き方を簡単に説明しておきます。
アルバツカヤ駅を出て赤矢印方向(左側)に進むと地下道(青丸)を通って反対側に出ます。
その後、アルバート通りを2〜3分進むと右側に次の画像のトンネルがあります。
まず、この1つ目のトンネルを通過します。
2つ目のトンネルは通過せずに手前を右折。
突き当たりまで真っ直ぐ進むと、左側に入り口があります。
このボクステルホステルのブザーを押すと入れてもらえます。
アルバート通りの夜景
KFCの値段はこんな感じ
ロシアのスタバ
ここのマトリョーシカタンブラーは世界一可愛いと言われているそうです。
もちろんお土産に購入日本円で2000円はしないくらいの値段です。
外は寒くて雨が降っていたので、夜食は日本から持参していた棒ラーメンを食べて寝ました。
長時間の移動と時差、何回も迷子になってかなり疲れました。
ロシア全編 再生リスト
続く