ロシア〜東ヨーロッパ ひとり旅 Day4 サンクトペテルブルグ1 September 2019
DAY 4
サンクトペテルブルグ1日目
モスクワから寝台列車で早朝に到着
同室のロシア人、隣の部屋の台湾人とお別れをして降車。
このモスコーフスキー駅も豪華。ロシアの駅名は行き先名になるらしく、モスクワ行きだからこの名前。なので、モスクワのサンクトペテルブルグ行きの駅名は、レニングラーツキー駅。昔はサンクトペテルブルグではなく、レニングラードと呼ばれていた。
地下鉄のチケットを買ったら、窓口のスタッフさんが親切で、目的地までの行き方や地下鉄の乗り換え、エスカレーターの場所などを詳しく教えてくれて、後ろに並んでいたロシアの男性が早くしろよと急かすほど。
ロシアの地下鉄はどこも本当に凄い!ため息が出る美しさ。
街並みもめっちゃ綺麗!モスクワと雰囲気が違う。
ただ、当然だけどモスクワより寒い。
サンクトペテルブルグに行くのは初めてだけど、なぜかここを知ってる感じがした。もしかしたら前世で住んだことがあるのかな。同じように感じた場所が実はもう2つあって、それはベトナムのハノイと中国の成都。この3都市には住みたいし、子供が留学したいと言ったら大賛成すると思う。
サンクトペテルブルグで泊まった宿はこちら。
ベイビーレモネードホステル
場所は地下鉄のGostinyy dvor(緑色3番線)から徒歩10分くらいです。
駅から反対側へ行く時は地下道を歩いて行けます。
入り口はここ。近くにスーパー、ペテロパヴロフスク要塞方面へのバス停もあります。
ロビーの扉
ロビー
キッチンと食事スペース
ジャムが無料なのが地味にありがたい。自炊してる人が多かった。
冷蔵庫も利用できます。名前を書き忘れずに。
スタッフさんがめちゃくちゃ親切で、アーリーチェックインやお勧めの観光案内をしてくれました。
洗濯機も利用できるし、トイレ・シャワーの数も多いです。
6人ドミトリー部屋
二段ベッドではないドミは初めて。しかも天窓とカーテンついてるし。そして何よりも、ロシアは日本と同じく靴を脱いで部屋に入るスタイルなのが嬉しい。
宿泊者から「何の仕事してるの?」と尋ねられたので「今は主夫だけど、理学療法士だよ」と答えたら、「スポーツトレーナー?、それかカイロプラクティックかマッサージみたいな仕事?」と再度質問されました。
ということで、日本の理学療法士はこんなことするんだよと実演することに(笑)
ストレッチについての動画です。一般的なやり方とは違うので驚いてました。
チェックイン後、レセプションで「エルミタージュ美術館以外はよく知らないんだけど、どこに行ったらいい?」と尋ねたら、ペテルゴフ宮殿をお勧めしてもらいました。エルミタージュ美術館裏から船でも行けるけど、観光客しか乗らないし高いらしいので、地元の人が利用する地下鉄とバスでの行き方を教えてもらいました。
行き方は地下鉄のレッドラインAvtovo駅から、ペテルゴフ宮殿行きの小型バスに乗ります。料金は地下鉄とバス往復で500円くらいでした。
Avtovo駅。ここも、うっとりするほど豪華。ため息がでます。
ローカルバス。各駅停車なので、グーグルマップを見ながらだと降車位置がわかりやすかったです。
赤い服を着た女性に運賃を支払います。クレジットカードも使えます。
ロシアではクレジットカードがかなり普及していて、モスクワとサンクトペテルブルグ滞在中にカード払いができなかったのは、街中の公衆トイレ一ヶ所だけでした。無理に両替しなくてもいいかも。
バスに乗った途端に雨が降り出しました。傘を持ってなかったので心配。幸にも小雨で晴れ間もあってラッキーでした。
40分ほどでペテルゴフ宮殿、別名「夏の宮殿」に到着。
こちらは画像版
まだ雨が降ってましたが、それを忘れるくらい美しい!
外庭は入場無料みたいです。
ロシアの雀。日本より大柄です。鳩も大柄だった。
どこを見てもインスタ映えしかしない。見事すぎてため息が出まくりです。
ここから先は入場料が約千円。
美しすぎて、「うあ〜〜〜〜〜〜〜」と長い長いため息が出ます。
時の皇帝の夏の宮殿らしく、本当に見事。
チップを支払うと一緒に記念撮影してくれます。
「何人?」と尋ねられたので、「日本人」と答えたら、日露戦争のことを「あの時の日本軍は見事だった。乃木希典や東郷も知ってるよ。ここに来るアジア人は中国人ばかりだから、勇敢な日本人は特に歓迎する」とまで言われたので、一緒に記念撮影しました(笑)
これらの噴水は、高低差を利用して作られているらしく、水が噴き出しているのを見ることができない時もあるんだとか。宮殿内にも入れますが、別料金なので自分は入ってません。
紅葉もものすごく綺麗。
野生のリスがいて、ドングリをもらいに来るのが可愛い!このロシアのリスも日本のリスより大柄でかなりマッチョ。
しばらくリスを見てたら、近くにいたロシア人家族が自分にもたくさんドングリをくれた。ありがとう。
船のチケット売り場
ここからエルミタージュ美術館裏まで行けるそうです。
昔は海からこの水路を通って宮殿まで行けたんだとか。
海沿いなので、超寒い。トイレで予備に持って来ていた夏用長袖シャツを着込みました。トイレは暖房が効いていて暖かかった。
女子トイレはすごい渋滞。
この噴水の内部でも写真撮影ができますが、これも別料金。
団体さんは中国からのお客さんがほとんどで、少人数は台湾人だった。皆んな親切で、あっちの噴水が綺麗とか、こっちの紅葉がいいとか、写真も撮ってくれたりしてくれた。アジアではない国に行くと妙にアジア人同士の親近感が湧く。
こちらは動画版
帰りのバスでは、中国の深圳から来てる家族がいてAvtovo駅の地下鉄改札口まで案内してくれた。謝謝!
夕方から夜にかけてサンクトペテルブルグの街歩き。どこを見ても綺麗。
モスクワよりもかなり寒かったので、ネフスキー通りの土産物屋さんでSPBのニット帽を購入。
店員さんはフランス人、レセプションの女性にもフランス人の学生がいた。彼らに何でロシアにいるのか尋ねたら、どちらも芸術学部の学生さんだった。フランスも芸術の都だけど学費が高いし、サンクトペテルブルグの芸術大学もかなりレベルが高いから語学留学も兼ねてこっちに来てると話してた。
国立ロシア美術館
ロシア4大美術館の一つ。後日、ここにも行きました。
ドム・ジンゲラ
中国人観光客によると、この上にあるガラス張りの所にも上がることもできるそうです。
カザン聖堂
外観も迫力がありますが、中はもっと綺麗で、ちょうどミサをしてました。この荘厳な雰囲気がものすごく良くて感動。内部は撮影禁止なのが残念。
ヴェネチアン ブリッジから見た血の上の救世主教会
もうヤバイくらい綺麗。
サンクトペテルブルグの物価
モスクワより少し安めな印象。
晩ご飯は宿のレセプションで教えてもらった地元の人が集うレストランへ。
クヴァルチルカ・ナ・マロイ・サドヴォイ(КВАРТИРКА НА МАЛОЙ САДОВОЙ)
宿から近いので歩いて行けます。場所がよくわからなかったので、地元の人にメモを見せて「このレストランどこ?」って尋ねたら、「ここだよ!」とすでに店の前に到着してた(笑)。続けて「このレストラン美味しいの?」と尋ねたら、「Very Good」だと言ってハイタッチしてくれました。
初めて食べたロシアの地元料理は味付けは薄め。素材の味を大切にしている感じ。まさに大地の恵み。
絶対に日本人の口に合うと思います。値段は二品ドリンクなしで千円くらい。
ロシア料理もめっちゃ美味しくて感動。
初日でサンクトペテルブルグが物凄く好きになりました。
ロシア全編 再生リスト
続く